1) パネルディスカッションが開催されました。
1月9日、恒例のパネルディスカッションが開催されました。(約60名が参加)
毎年、年初に開催されるパネルディスカッションも、今回で12回になりました。
モデレータはいつもインプレスの田口さんに担当して頂いております。
パネラーは松田氏(サンクイット)、石川氏(日立アカデミー)、加藤(ITHRD)。
毎回、テーマをかえて開催していますが、今回のテーマは昨年ワールドカップでの熱狂が冷めないうちにといこと
で、「ラグビーから学ぶ・・・人材育成と組織強化」でした。議論をまとめて、考察してみました。
ラグビーには他の競技にはない独特の性質と文化があります。
① チームの中で各々役割が明確になっており、大きな人も足の遅い人、小さくても
すばしこい人、足の速い人など 各々が持つ特徴を生かせるスポーツ。
② 人種、国籍などを超えた融合したチームは多様性(ダイバーシティ)の優れた
チームを形成できる。
③ 試合が始まれば、コーチはいない。従って、全てメンバーで方針や作戦を決めて
実践しなければならない。自律的な考える組織が形成される。
④ お互いをリスペクトする文化がある。
⑤ 試合が終わると互いを賞賛するノーサイドの文化がある。
⑥ 常にメンバー同士が対話や議論し、お互いを理解し合う文化がある。
⑦ 厳しい訓練、鍛錬に耐え、一つのゴールを目指すチームの形成がある。
企業に当てはめてみると、多くのことが参考になります。
今、日本の企業の課題は他の国と比較して、生産性が低いという事です。
生産性のキーワードはモチベーションとかエンゲージメントが低いという事が言われています。
ラグビーから、このモチベーションやエンゲージメントの重要性を学ぶことが出来ます。
要は企業に於いても、パスを出したら必ず受けてくれるような仕組みが構築されているか、という事です。
自律的な組織やチームが形成され、互いに信頼し合える関係が作られ、安心安全な組織環境の中で、自分の役割を
果たす事、自分がチームから求められ、認められる事がさらなる努力を自分に課すと同時に、エンゲージメントが
高まり、好循環を生むことになるのではないでしょうか。
生産性の向上は社員のエンゲージメントを高める事です。又、そうした企業文化を醸成していく事だと感じまし
た。
2020年1月9日新春パネルディスカッションアンケート集計結果
2) ITHRD WEBサービスの開始 (3月1日予定)
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