組織の成長には人材の確保と成長がますます必要となってきている。
その為には人材開発を推進するリーダーが必要になる。
このリーダーは人材開発の基本的な知識とスキルを保有し、レベルの向上を常日頃
から目指さなければならない。
保有すべき基本となる能力は「ラーニングファシリテーションスキル」である。
CLOを目指す人材にも保有すべき能力である。
ラーニングファシリテータ育成の背景と目的
【背景】
産業構造が大きく変わろうとしている。
こうした急速な変化に対応するためには、人も組織も柔軟に変わっていかなければ
ならない。
このためには、絶え間なく自分を成長させる学びの能力や組織の対応力を磨いてい
かなければならない。
その為には、個人の「学び」を支援し、組織に於ける学びの習慣化を推進する役割
りを持った人材が必要となった。
【ラーニングファシリテータとは】
人は一人で成長することは難しい。
必ず近くに成長を支援してくれる人が必要だと言われている。
学習者に対して「学習を促進する」、学習者が自発的に「学びたい」と思うように
支援する役割を担うのが「ラーニングファシリテータ」である。
ラーニングファシリテータは学習支援に関する知識、理論、手法を習得する必要が
ある。
これをより具現化するために、人材開発を主導する指導者を養成することにした。
以下の図は、指導者養成の教育プログラムである。