一般社団法人IT人材育成協会

Association for IT Human Resources Development

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imamura株式会社NOWVILLAGE
今村 充裕(いまむら みつひろ)氏

インストラクタ、研修コーディネータ、
ITTVC育成・認定・コミュニティ部会委員
主な担当:ヒューマンスキル系(3年次研修、キャリア研修、知の技法シリーズ<学ぶ力、考える力、成長する>、プレゼンテーション、コミュニケーション)また各種研修のコーディネートを担当。各社の研修体系作りに従事。

 

 

若い技術者の不安と向上心

私は、入社1年目~5年目くらいまでの技術者に対して、研修を実施することが多い。
いろんな演習を通じながら、身近に起こる事例や社会的な問題を絡ませながら、彼らが興味を持ちやすく、受け入れやすいように伝えていく。

私の実体験や思想を織り交ぜながら、人間的な話もしていくと、次第に受講者の目も変わってくる。その経緯をみるもの講師の楽しみのひとつ。
時に、休み時間になって、受講者の一人から「今村さんが普段読んでいる本は何ですか。」などと興味深く聞かれることがある。冷静に答えるが、講師として人の前に立って、魅力的に映っていたことに大変うれしく感じる。受講者の反応、姿勢、目線が講師としてのモチベーションを高め、研修終了の時にコンサートの終わりのような達成感へつながっていくことが、何とも言えない講師としての喜びだ。

このような喜びを味わえるから、次のためのネタを日ごろから考えるようになっていく。これもまた講師としての楽しい仕事のひとつ。
若い技術者は、“もっとこうしたい”と向上心を持っている一方、“この仕事で大丈夫なのだろうか”と不安を抱えている技術者が多い。

自分や会社と向き合い、少しでも向上心を駆り立てたいことが、講師としての願い。
研修は、失敗してもいい場所であると共に、成功する場所でもある。ひとつでも多い、成功体験や高揚した感覚を体に入れて、仕事へのいい影響につなげてほしい。

私もそんなことを繰り返しながら、研修講師を続けていきたい。