一般社団法人IT人材育成協会

Association for IT Human Resources Development

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honma株式会社日立インフォメーションアカデミー
本間 千寿子(ほんま ちずこ)氏

インストラクタ、ITTVC育成・認定部会委員
主な担当科目:ヒューマンスキル(ロジカルシンキング、ビジュアル化技法など)
また、グループ会社の階層別研修の運用業務を担当。社内では、インストラクタ研修も担当している。

 

秋は、落ち着いてエネルギーをチャージする季節である。

あわただしい新入社員研修も終わり、現場も新人を受け入れOJTが軌道に乗ってくる頃である。春から夏にかけての季節を「放出」とすれば、これからは「充電」の季節だ。

インストラクタは、常に知識向上の努力を継続していかなければならない。自分を研鑽することで、更なる高みを目指し、受講者に受け入れられるインストラクタになると思っている。インストラクタはまた、人間としての力量を試される仕事である。知識も経験も、すべてが講義の中でインストラクタの人間力として試されている、そのような緊張感が好ましい。だからこそ、これからのチャージの季節は大切に過ごしたい。

弊社は、人材育成に関する様々な業務を行っているが、やはり一番の財産はインストラクタである。その育成に、現在携わっていることは、インストラクタを10年以上続けている私にとって、至極幸せなことだと思っている。
私が担当しているのは、1年次・2年次・7年次のインストラクタ研修だが、なかでも受講者ともども面白い時間を過ごせるのは、秋に実施される1年次の新人インストラクタ研修だ。
新人インストラクタは、これからの自分の未来に大きな希望を抱き、不安をかかえながらも早く第一線で活躍したいとの想いが大きい。眼がキラキラと輝いている。そんな彼らと一緒に講義を進めていくと、こちらまで希望に満ち溢れてゆく。新人インストラクタ研修は、インストラクタでいるための厳しさや楽しさを、改めて、思い出させてくれる。
インストラクタとしての知識と技術、併せて社会人としての成長こそが、すばらしいインストラクタになるための絶対条件であることを、新人インストラクタに伝えられる、自分も思い出すことができる。なにより、そのような大きな責任を負って仕事ができる、その喜びは何よりも大きい。

だから、秋は私にとって大切なチャージの季節なのである。エネルギーは放つ前にためることが重要だ。常に人間力の力量が試されるインストラクタにとって、エネルギーをためることも重要な業務なのである。