一般社団法人IT人材育成協会

Association for IT Human Resources Development

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harada

株式会社ウチダ人材開発センタ
原田 静香(はらだ しずか)氏

インストラクタ
主な担当:Oracle、SQLServer、VB.NET、C#、Access、Powerpoint、ビジネス文書
新人研修:'08'09'10SIer一社研修を担当
毎年複数の言語系研修を担当

 

 

「2010年度、新入社員研修・演習成果発表会」を終えて

2010年5月末、今年私がメイン担当した新入社員研修「アプリケーション構築」の演習成果発表会が実施されました。

二ヵ月に渡って実施される研修の中の、最後の二週間で、今までの学習内容を総括したグループ演習を行います。
それまでの、講義中心で進めている間は、発信の少ない印象を持っていましたが、このグループ演習を通して大きな成長を遂げているのを間近で感じることができました。

グループごとに特色があって、それぞれが個性を発揮していました。
メンバー全員に何らかの役割があり、自分たちの裁量で責任を持って熱心に取り組んでいました。
グループ演習は技術的な要素の学習だけを目的としているのではなく、ミーティング等の様々なアクションを通して、試行錯誤しながら、自分なりの仕事の取り組み方をも習得していきます。
2ヶ月前には学生の雰囲気が残っていましたが、あっという間に社会人としての自覚を持つようになったと感じました。頼りないところもあるかもしれませんが、素直で一生懸命に取り組み続けました。

発表会では、各々が感じた、自分が演習を通して学んだこと、これからの仕事に活かしていきたいことを、各々の言葉で述べていました。
それに加えて、ひとりひとり取り組みに対する感想も述べていました。
グループメンバーに感謝の気持ちを述べている受講生が多かったと思います。
きれいにまとめているわけではありませんでしたが、これまで彼らを見てきたことも重なって、心が動かされるものがありました。

研修というある程度守られた中ではありますが、彼らにとっては厳しい環境の中で、懸命に取り組んでいる姿は、私にも初心を取り戻したいと思わせてくれました。
彼らの熱心さや素直さに直面すると、自分では100パーセントの力で仕事に取り組んでいるつもりであっても、新人時代の自分は現在よりももっと頑張っていたかもしれないなと振り返ってしまいます。

今は、無事に発表会を終えることができて、ほっとしています。
彼らは社会人生活のスタートラインに立ちました。皆それぞれ頑張って欲しいと願っています。
毎年この時期は色々な意味で苦労が絶えませんが、学生からビジネスパーソンへと変化していく新入社員のみなさんと、一緒に過ごせたことを大変幸せに思います。